開いた窓は見過ごせ 『ホテル・ニューハンプシャー』
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ホテル・ニューハンプシャー [DVD] ジョン・アーヴィング 紀伊國屋書店 2004-11-04 by G-Tools |
『ホテル・ニューハンプシャー』 The Hotel New Hampshire
1984年 アメリカ
監督:トニー・リチャードソン
出演:ジョディ・フォスター、ロブ・ロウ
ナスターシャ・キンスキー、ボー・プリジッス
レイプ、家族の死、同性愛、近親相姦、性的儀式、革命運動、熊の着ぐるみに引きこもる女の子・・・。と、何でもアリな内容。
エキセントリックな登場人物と悲劇的なエピソードがこれでもかと綴られていくけれど、特に過激な描写がなされているわけではない。むしろ穏やかで優しい視線の下、淡々と描かれていて、映画全体が不思議なあたたかさに包まれている。
「開いた窓は見過ごせ」
何かにつまずいた時、あまりにも近視眼的な我々が、ふと覗き込んでしまう窓がある。窓の外側に行けば、ひとまずこの世界の苦しみからは解放されるのだ。かたや、窓の内側では、今日も絶望や悲嘆、喪失が繰り返される。しかし、回復と再生もまた繰り返される。開いた窓を見過ごす限りにおいては。だから、とりあえず歩こうよ、窓の内側を。グダグダでもボロボロでも。そんなメッセージが伝わってくる作品。
特筆すべきは、ジョディ・フォスターとナスターシャ・キンスキー。それぞれが極めて個性的で非常に魅力的。時分の花の輝きを存分に放っている。この作品を観て、すっかり二人のファンになってしまった。
さて、この二人、作中で接近してベッドシーンなどもあるのだが、撮影とは別に、過激なラブシーンを録音したカセットテープを作成し、監督の誕生日にプレゼントしたというエピソードも。ナスターシャはイタズラで作ったんだと笑っていたけれど、ジョディは・・・? うーん、ある意味、お宝テープ? それにしても仲が良かったようで、ほほえましい。
ロブ・ロウも初々しい青年という感じで、好感が持てる。姉を熱愛するという、結構きわどいキャラクターのくせに爽やかだ。スキャンダルがなかったら、トム・クルーズ級の大スターとして君臨していたのだろうか・・・。
後から原作も読んでみたが、映画の印象が強烈すぎて、消化不良だった記憶がある。また読んでみたい。本作と同じジョン・アーヴィング原作の映画、『ガープの世界』や『サイダーハウス・ルール』なども味わい深く、面白い作品。
オススメ度(5点満点 ★1点☆0.5点) : ★★★★☆
IMDb 『The Hotel New Hampshire』
ホテル・ニューハンプシャー(1984) - goo 映画
ジョディ・フォスターとロブ・ロウが一緒に写っている動画を発見!今年(2011年)のカンヌ映画祭にて。『 ホテル・ニュー・ハンプシャー 』好きとしては、とても嬉しい。何を言っているのかほとんど分からないけどw、和やかな雰囲気は伝わってきます。この二人、『コンタクト』でも軽~く共演していました。
rob lowe and janice min toasting jodie foster at hollywood reporter cannes party









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